福岡うどんDB別館
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今更ながら気がついた
何がって、「黒田藩」の看板から"手延べ"の文字が消えてることに・・・。
画像検索なぞやってみると、結構前からみたいだ。

それに気がつかないほどに長いこと、ここでうどんを食ってないんだなぁ。
その間にどんどん店舗が減り、残すは井尻と那珂川だけ(熊本にはまだ数店あるらしいが)。
かわりに同系列の「小麦冶」が躍進著しい。

「小麦冶」のフワモチうどんは好みなんでそれはそれで嬉しい限りではあるけれども、その一方で24時間営業の「黒田藩」で夜中や早朝に啜るあの手延べ麺とすめの味わいが、これで本当に思い出だけになっちまったとダメ押しされたわけで、きっといつかまた見直されて・・なんて淡い期待も彼方へ置き去りとなり、ついに望みは断たれたわけである。

さらば「手延べ黒田藩」。

kurodahanijiri01.jpg
[筑前]の横にあった"手延"がなくなった。



何のことか解らない方のために補足させてもらうと、昭和食品工業㈱が親会社として展開する24時間営業のうどん屋「黒田藩」は、開業当初には手打ちだったうどんを手延べ製法のものに変更。それから人気が上向き、最盛期には結構な数の店舗を有するまでになっていた。が、経営形態が時代にそぐわなくなって苦戦を強いられたため、うどん事業をマニュアル重視でシステム化され収益率の高い「小麦冶」に主力を移し現在に至っている(参照)。
件の「黒田藩」は「小麦冶」開業時期から手延べ麺の使用を止め、切り麦タイプの冷凍うどんを供するようになる。私はそれ以前の手延べタイプがすめの味も合わせて好みで、この変節にはいたく落ち込んだものだった。時として抜群にうまいこと茹で上げられたやつに当ることがあり、それはもう妖艶な肌に馥郁と香る出汁が纏わり絡み至福の時間を楽しませてくれた絶品だったのだ。
・・まぁいろんな感傷とともに印象も増幅されてるのは否定しないけれども、とにかく手延べうどんにしかできない旨さがあったと言うことだ。
で、ようやく本旨となるわけなんだが、「黒田藩」で長いこと手延べうどんとして売ってきた経緯もあってか、切りうどんを提供しながら看板には相変わらず『手延』の文字が掲げられ続けていた。手延べと切りは全く別物だ。
好きだっただけにその想いがどんどん希釈されていくようでやるせなかった。それが数年も継続したんだから、今回の出来事は結構大きな事件だと言える。私的に。
なんつってるわりには店に入って食ったわけじゃないし、今度久し振りにすすってみなきゃなるまい。


ところで、リンクしてるHPの内容で、手延べ麺の開発は外部の業者に委託した旨の記載があるが、これってもしかして「人力うどん」の㈱福山なのかな?
現在「人力」は圧力釜を使った手打ち風のなかなか良いうどんを出してるけど、かつては手延べ麺だったし、今でも唯一手延べ麺を食わせる「聖マリア病院前店」の店舗はその昔まさに「黒田藩」だったそうだ。
今やライバル関係の両者ゆえ、やっぱりあの一杯の再現は難しいのかかもしれない。

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