福岡うどんDB別館
福岡のうどん、その他の麺、めし、美味い食い物、日々の印象、など。
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「ひな椿 菜々」 新無国籍的華麗麺 
「ひな椿 菜々」
カレーうどん 700円

うどんだけでなくカレーも好きなのでよく食べに行く。
この日も城南区長尾の「アジア工房」でグリーンカレー。最初ちょっと苦手にしてたエスニックな味わいも、食べなれると癖になる。
って、本日はカレーのリポってわけじゃなくて、やっぱりうどんなんだけど。
カレー待ちの間、店に置いてあった雑誌「fukuokaClass」を手に取ると、おおっ、カレーうどん特集してるじゃない。
対象は3店。「むらた」・「良寛」はなるほどだが、「菜々」ってのは初耳だし、なんといってもカレーうどん専門というから驚く。
南青山の「椿」という日本料理店で修行し、昆布や鰹の一番出汁に拘り、などとおいしいあおり文句にガッチリ釣られて、翌日にはいそいそと車を走らせていた。
ケヤキ通りから一本引っ込んだ路地にある店舗はこじんまりとしてシック。店内も黒基調で、うどんを出す店らしからぬムーディーさだ。
カレーうどんはデフォルトでご飯・漬物・サラダ・小鉢が付く。
saisai02.jpgsaisai03.jpg
で、運ばれてきたうどんは細めん。稲庭風かな。
それが褐色のさらさらスープにゆったり浸かっている。スープには具がなく、漂う断片は徹底的に炒められた玉葱のようだ。
まずうどんを啜る。粘りはなく、コシも出しゃばらない程度で、押し出しがほとんど感じられない。
う~む、これは個人的に追求するカレーうどんのそれではないなぁ。利点はその華奢な麺線でスープを絡めとることだけだ。
でも。しかし。それで十分、いや十二分の働きなのはすぐさま理解できた。
なにしろ、ここの主役はこのスープだから。
片栗粉の入らないサラサラスープは確かにカレー風味だけど、それでさえも主役ではないみたいだ。
ここでのプリマは完全に玉葱。
一口目の甘味。食べ進むうち深まってくるコク、どれも玉葱がリードしている。
それをうまいことサポートしているのが一番出汁なのか。
これは既存のメニューには当てはめられない。
スパイシーなオリエンタルスープうどん入り、とでも言うかな。
あれ、それってココナッツミルクがリードしてナンプラー(魚醤)が隠し味のエスニックカレーの基本と通じてるではないか。
一言で表現すれば"癖がある"。甘さが気になる向きもあるには違いない。
でも何故か食べる者を惹きつける黄金率のようなものが、やっぱり存在しているとしか思えない。アジアを貫いて脈打つナニカだ。
加えて、あっさりしたつきだしで、飽きさせずに喰わせる。このあたりの妙はさすが修行の成果ってことなんだろう。
特にすっぱいキャベツがカレーには意外と合う(と、「小林カレー@JR二日市知ってる人ならわかる)んだ。
そうやってツルツル啜るとうどんはすぐに無くなってしまう。
最後は当然残ったスープにご飯を投入、がさつに嚥下して丼の底を拝むべし。


福岡市中央区警固2-16-20
TEL 092-762-0030
11:00~14:30
18:00~21:30
日曜休

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