福岡うどんDB別館
福岡のうどん、その他の麺、めし、美味い食い物、日々の印象、など。
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「さぬき道場」 何を以って道とするか
「さぬき道場」
しょうゆうどん 300円

讃岐うどんの文化に惚れてうどん道に入ったという店主。
本場に倣ってとの意図は理解できるが、この地の路面店では禁忌と言ってもいいセルフ方式での船出は、かなりのチャレンジだ。
店内にはあらゆる方位に薀蓄書きが貼ってあったり吊ってあったり。
ここで全部は紹介はしないので、行ったときにご覧あれ。
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当初はさぬき麺とモチモチ麺の2種類から選べるシステムだったが、現在はさぬき麺のみ提供する。
これは正解だと思う。このモチモチ麺、食ったのが茹で置きで今一つ冴えない印象だった。
どうも澱粉を添加してツルリ感を演出しているようだけど、それがかえって時間経過に弱いうどんにしたのかも。
張りとかコシが逃げてしまってた。

かたやさぬき麺は、やはり茹で置きだが密度・重量感がしっかりあるため、結構な歯応えを維持している。
こっちは小麦粉100%を謳う分、締まりがあるようだ。
コシよりも喉越し重視と説明してあって、なるほどそういった食い方を意識すると、このザックリした無骨さも程よい固さに感じられてくるから面白い。
そんなわけで、モチモチ麺より断然印象が良いのである。

しかし、入店が昼のピーク時じゃなくアイドルタイムだったとはいえ、道場と名乗るわりには茹で置きってオペレーションはちょっと拍子抜けじゃないかな。
あの薀蓄に見合った意気込みを示すならば、例えば時間が掛かっても「生から茹でましょうか」とか、確認してくれるのもいいんじゃない?
しかもしょうゆうどんは、かけうどんに比べて100円以上高いのだ。その差がまさかしょうゆ代とは考えられない。手間賃なら、その手間をかけて欲しいものだ。
味わいたいのは、絵に描いた餅、字に書いた口上じゃなくて、手で捏ねたうどんなんだし、多少の待ち時間くらいならこっちはそれこそ大歓迎なんだが。

ともあれ、温メニューは未食で宿題だ。また行かねばなるまい。
ていうか正直なところ、これからどう進んでいくか、その道の先が気になるので、どうか頑張っていただきたい。
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筑紫野市塔原西1-3-2
「山岐庵」 立派すぎます
「山岐庵」
とんかつうどん 550円
わかさぎうどん 350円
上えび天うどん 450円

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久留米は「山忠」の姉妹店。讃岐を謳うも、どっちかというと筑後の雰囲気が色濃いうどんだ。

メニューも多彩で、値段も全体的にお手ごろである。
で、迷った挙句にイロモノを注文するww
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なんだか、意外にも立派なカツが乗っかってる。むしろ立派過ぎて、すめに浸って衣がヘナってるのがもったいないぞ。
具としての相性も?。醤油の濃い関東風の味付けなら、コロッケうどんの例もあるし、合うのかもしれないが、このごくあっさりしたすめには馴染まない。

うどんは中太でしっかり茹で上げてある。
優しいコシと艶っぽい肌合い。こりゃやっぱり筑後のうどんだよね。

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筑紫野市二日市南3丁目10-1
TEL 092-925-9501
「えとや」 夏風さざめく通りにて
「えとや」
えび入りかき揚げうどん 500円
ごぼう天うどん 420円

太宰府天満宮の参道を横切る辻沿いに最近出来た店。
営業時間が16時までなので、なかなか食う機会がなかったのだ。
折りしも初夏の陽気の昼時、さやさやと聞こえくるのは爽やかな風に鳴る木々の葉か、乙女達の笑い声か(女子大が近くだからね)。

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うどんは茹で置き。察するにこれが"宰府うどん"と思われる。
こいつは近くのJAにも置いてあるし、参道の店でも出してるらしい、ちょっとふすまの色を残した国産小麦使用のうどんである。
わりと太めに製麺してあってずしっとウエイトがあるところが好みなんだけど、一方コシが抜けきってしまって活きの点で落ちるのは、どうせ出来合いだからと諦めるしかないのか。

すめはあご出汁であると店内に掲示されている。
啜ったとき、ちょっとウエストのすめを思い出した。あそこはアジコなんかを使ってるんだったな。なるほど雑節系はこういう共通の味わいがあるようだ。それはけして独特な癖とかじゃなくて、いたってオーソドックスな慣れ親しんだ味。つまりこれが九州人のDNAなんだろう。

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トッピングは、エビもゴボもサクサクで◎。
一押しらしい"うめヒジキ"って?


太宰府市宰府2丁目8−8
TEL 092-918-1100
「鳴門うどん」 夢に出そう
「鳴門うどん 筑紫野店」
とりごぼううどん 450円
えび天うどん 450円
肉玉うどん 500円

久し振りにトリプルくんに会いに行く。

つけ麺が食いたかったんだがメニューにはない。ありゃ、期間限定だったか?
んじゃ、別メニューにあったとりごぼうにしてみようか、とオーダー。
日曜のブランチ後なので、3玉は自重。おやつも食うので2玉も自重。ふふふ、大人の余裕だぜ。
で、出てきたおおぶりな丼だが、あれ?ちょっとうどんが減ったかな?
それに食感も印象がまた変わったような気がする。
前回(ずいぶん前だが)はけっこうナチュラルで好みの肌合いだったけど、今回は冷凍うどん風。開店当時がそんな印象だったな。
ただ、粉感や密度の高さには個性があり、ライバルの大衆うどん店「ウエスト」「小麦冶」「牧の」のどれとも違う食感なのが面白い。たまたまか、或いは敢えてこのニッチ路線を狙ったのだろうか。

すめは基本的に甘め。少しくどさがあるんだが、これに具、特に甘い味付けのものが乗ると落ち着いた具合になるから不思議である。そう、今回注文したとりごぼうなんかがまさにソレ。
メニューの紹介にも、まずすめを啜れと書いてあるではないか。
ポチポチ浮いてる鶏油の旨みやごぼうの滋味が甘さでまとめられたって感じだ。
肉玉のそれと飲み比べたときには、牛肉の臭み消しにほんのり香る生姜を発見できたり、ちょいと楽しめた。

それにしても客が多い。こっちはすぐに座れたが、後から後からどんどん増えて、みるみる行列が・・・余裕なんぞあったもんじゃない。不況だからこその大衆うどん人気か。そう考えると悲喜こもごもな風景だ。
しかし、この際に勢い付いて攻勢をかけてるこの会社は、久留米に配送センターを置き、新店の展開を開始した様子。つい先日も那珂川町に一店オープンさせている。
そういえばなるほど、うどんもすめもセントラルキッチンっぽい特徴はあるなぁ。
ただ、メニューには"手打ちの味"って載ってるが・・・
まさか、久留米の配送センターには何十人もの手打ち職人がいて、フロア一杯の彼らがわっしわっしと一心にうどんを伸ばしてるなんて絵が・・・・
夢に出そうである。


筑紫野市杉塚2丁目6-15
TEL 092-923-8484
「万福うどん」 たたた立ちますっ
「万福うどん 筑紫野店」
あさりうどん 580円

3号線が旧3号線と交差する高架下にある、「うちだ屋」の別業態の店だ。
以前食ってからもうどの位経ったか。その時は、うどんの食感が随分と人工的なものに思えて、それっきりになっていたんだけど、最近数度、続けて前を通ることがあり、そのたび目に付く”こだわり麺と天然だし”の謳い文句に再び乗せられての入店だった。

注文は「うちだ屋」でもラインアップしてる(と思う)、あさりうどん。
実はずっと気になってたメニューなのだ。

待ち時間は結構長い。もしかして茹でたてか?と期待できるくらい。
で、出てきた丼には、大盤振る舞いのあさりがこんもりと。
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ほあぁぁ、立った。さぶいぼ立った。
私、あさりは好きなんだが、あの貝殻が擦れるシャリシャリした音が駄目なんである。
もう、さぶいぼが立つんである。想像だけでも立つもんだから、意識的に発生させることも自在だ!
しかしそんなことはどうでもいい!うどんだ!

さて、今度のそれは、数年前とは印象がだいぶん違った。
やはりツルツル具合などにわざとらしさが残るものの、肌のぬめりとか自然な歯応えなんかは、かなり好みの方向にシフトしてるじゃないか。
こいつは企業努力なのかも。
ちなみに、使われている粉は”チクゴイズミ100%”らしい。
地粉はこういう優しげなコシを出す。そこが好きなんだな。
が、でれっと甘味が立ちすぎて、いかにも出来合いっぽいすめは相変わらず。
たっぷりのあさりから出る味と香りで十二分な風味なので、ちょっとうるさい感じだ。

ともあれ、このうどん、今度はシンプルなメニューで素性を見直してみようと思う。


福岡県筑紫野市大字永岡1041−1
tel 092-925-8668

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